ぎっくり腰 strained back

ぎっくり腰(急性腰痛)とは

ぎっくり腰というと、すぐに腰の骨がどうにかなってしまったことをイメージしますが、主なきっかけは背中の筋肉・筋膜の損傷です。とくに、腰に力が入らずへなへなと座り込んでしまうような症状の場合は、いわゆる肉離れが生じている可能性が高いです。しかし、このときに無理をしたり、発症を繰り返したりすると、二次的に椎間板や椎間関節などの損傷を招き、さらに髄核ずいかくが飛び出して神経を圧迫する、椎間板ヘルニアを引き起こしてしまうこともあります。

症状

●急に腰の痛みがでた
●腰の痛みで歩くのもままならない
●痛くて椅子に座っていられないし、すぐ立てない
などの状態の事を言います。
この痛み、苦しみは経験した人にしかなかなか分かりづらいです。痛みはかなり強く出ます。それこそ少しでも動くと「痛い!」となる程に。
勿論歩くのも辛いです。ただ、この痛みは急に出るだけあって比較的早期に改善が見込めます。
今すぐ動けない方は以下の応急処置を少し試してみて下さい。

応急処置

冷やす

ぎっくり腰かなと思ったら、先ず冷やしてください。
腰に熱がある場合が多いので冷やしてください。温めると痛みが強くなる場合があります。
冷やし方は15分タオルでくるんだ氷のうやアイスノンで冷やして15分程また間をおく。これの繰り返しです。これはぎっくり腰の痛みを早期に改善させるための前段階です。

可能な範囲で動く

じっとしているとあまりぎっくり腰は良くありません。(動けない程なら仕方ありませんが) 無理しない程度に少しずつ動いてください。
椅子に長時間座るなど同じ姿勢を長時間続けるとより悪化したり、改善しにくくなったりします。
また、もし近くに人がいれば椅子に座った状態で腰の近くを持ってもらい、立ち座りのサポートをしてもらえると痛みが軽減しやすいです。

早期に処置

ぎっくり腰になったとき、鏡などでご自身の姿を見た方は分かると思いますが、かなり傾いてます。筋肉が体を支えられないので骨に負担がかかり過ぎて、放置しすぎると椎間板ヘルニアなどに発展する場合があります。コルセットをして楽な場合はコルセットをお勧めします。
早期に処置すると比較的早く改善しやすいのもぎっくり腰の特徴です。
また、心配な場合は病院でレントゲンなどを撮っても良いと思います。当整体院では出来るだけ早めの施術を薦めています。
1回目で多くの人は普通に歩いて帰れるようにしているからです。 2~3回目でほぼ改善することが9割以上いるので我慢せずにいらっしゃってもらえる方が良いです。
放置した場合、2~3回で改善する率が低くなることが多いです。

ぎっくり腰には種類があります。

●腰の筋肉の捻挫
→ぎっくり腰の多くはここに属します。
●椎間板ヘルニア
→ぎっくり腰がヘルニアが原因の場合、座骨神経痛などを伴う場合があります。
●圧迫骨折や滑り症など
→腰の骨そのものに原因がある時、外科的処置が必要になる場合があります。

他にも種類はありますがざっくりとは3つです。

改善方法

早期の施術でかなり改善します。
ただ、毎年1~2回以上ぎっくり腰で苦しまれている場合は、体のメンテナンスを1〜2ヶ月に1回するだけでも再発はかなり防げるようになります。
当整体院に月1回通われている方で毎年3回ぎっくり腰になられていた40代の女性の方はもう7年以上もぎっくり腰というか腰の痛みが出てきていません。
慢性腰痛ともおさらば出来たのでお客様の声を頂きましたよ♪
少しでも多くの方ぎっくり腰から解放されることを願っています。

まとめ

POINT まずは冷やす
POINT 座り続けるなど同じ状態を続けるのはNG
POINT 早期に処置
POINT コルセットが楽な場合はコルセットをする

※効果には個人差がございます。