多くの女性の方は生理痛を経験したことがあると思います。
生理痛の直接的な痛みは、
- 子宮の虚血
(血があまり通ってない) - 子宮の過度な筋収縮
(生理の時に必要以上に縮んでしまう) - 末梢神経の痛みを感じる感度
(ロキソニンなどで変わる)
で起こります。
反り腰の原因
原因は子宮筋腫やチョコレート嚢胞など様々ありますが、今回は反り腰との関係性のお話し。
「反り腰」とは単純に腰の反りすぎ。
女性に多く、「キレイな姿勢」を意識しすぎると腰を反らせすぎてしまって、前屈や後屈、座ってて痛いなどの症状と共に、生理痛までひどくなることが多々あります。
反り腰と生理痛の関連性
何故生理痛がひどくなるのか?
答えは↓
- 反り腰になると仙骨が傾きます。
すると、子宮と仙骨との距離が開いてしまう。 - 仙骨と子宮を繋ぐ「仙骨子宮靭帯(※)」が伸ばされる
- 結果生理の際に子宮が収縮したらより靭帯を引っ張って痛い
となる訳です。
因みに仙骨子宮靭帯には子宮筋腫が出来る事もあります。
反ったままだと仙骨の上にある腰椎(腰の骨)4番、5番が狭窄症や椎間板ヘルニアになる可能性も高くなります。
もし、こんな状態であるとぎっくり腰になりやすくなります。
引っ張られて固くなった仙骨子宮靭帯は血液の循環を阻害する事もあるので、 後々に色々な病気を引き起こす原因にもなりかねません。
神奈川カイロでは子宮筋腫自体はどうこう出来るものでもありませんが、 この反り腰で斜めになった仙骨を通常の仙骨の位置にゆっくりと戻していくことを行います。
仙骨が元の位置に戻ってくると、 腰痛が改善したり、ホルモンバランスが良くなったり、上記した要因を減らす事が出来ます(全てではありませんし、個人差があります)。
もし、反り腰や生理痛で悩まれているならご相談ください。 出来る限りの支援が出来ればと思います。
※仙骨子宮靭帯とは仙骨の下の部分と子宮を繋ぐ丈夫な靭帯。