1.ホルモン(※プロスタグランジン)の影響

  • 生理前から生理中は子宮を収縮させる。
  • 収縮が強いと骨盤底筋群や腸腰筋なども緊張する。

腰痛につながることがある
※このホルモンは炎症や痛みを強める作用があるので、間接的に痛みによる筋肉や関節の動かしにくさに繋がります

2.骨盤内の血流や循環不良

  • 子宮周囲のうっ血で仙骨まわりに血液が滞る。
  • 冷え症などがある人は冷えによって血液の流れが悪くなる
  • 腰の筋肉が硬直しやすくなり、慢性腰痛が悪化しやすくなります。

    3.姿勢の変化

    • 生理痛による下腹部の違和感から、自然と前かがみ姿勢になりやすい。
    • 普段のパソコンや勉強などの座り仕事、スマホなどを見ている時など猫背になりやすい。

    習慣化すると、腰椎や骨盤の歪み(場合によっては椎間板ヘルニアになったりもします) → 慢性腰痛や坐骨神経痛につながるケースがあります。
    また、猫背は頸椎ヘルニアになったり四十肩、五十肩になりやすくなります。

    ※猫背判定は姿見で耳の穴が肩よりかなり前に出ていると猫背判定受けます↓
    普段のパソコンやスマホなどを見る姿勢は気をつけて下さいね!

    4. 自律神経の関与

    • 生理周期によるホルモン変動で自律神経が乱れやすくなる。
    • 生理時期は特にストレスなどの影響を受けやすく、痛みも伴い睡眠不足などになりがちです。

    腰部の筋緊張や痛みの知覚過敏が強くなり、慢性腰痛が増幅することがあります。

    生理痛を和らげるために 骨盤の血流改善を行うと… → 腰痛も軽減しやすい(絶対とは言えません)。

    骨盤周囲の筋肉(特に大腰筋・殿筋・骨盤底筋)をケアすると… → 生理痛と腰痛の両方にプラス効果があります。
    また、骨盤や子宮の冷えは妊娠もしにくくなるので妊活中の方はできるだけ子宮周辺の体温を気にしていただけると嬉しいです。

    生理痛は一時的な腰痛を引き起こすだけでなく、骨盤・筋肉の緊張や自律神経の乱れを介して慢性腰痛とつながることがあります。
    逆に、腰痛改善のアプローチ(姿勢改善・血流促進・筋肉の柔軟性UP)は、生理痛を乗り越えるのに良い働きをするので試したいやこれどうなの?と思った方はLINEでも良いのでご連絡いただけると嬉しいです。