慢性腰痛をお持ちの方はこのタイトルだと少し不安になりますよね。 その不安は半分当たりです。 腰痛は人口の約8割の人が経験をし、その中の約6割の人が椎間板ヘルニアと言われています。(椎間板ヘルニアの自覚のある人も無い人もいます)

「慢性的に腰痛がある」という事で整骨院さんや整体、カイロで「慢性的に腰痛があります」といって慢性腰痛の施術をしていて「改善しない…」なんて言うのは良くある話です。
慢性腰痛の施術と椎間板ヘルニアの施術は違います。
勿論、施術家として慢性腰痛か椎間板ヘルニアかを見分ける事が出来なければお話しにならない訳ですが。

そもそも慢性腰痛って一般的には「腰が痛い」だけで「腰がどんな状態か?」というのは知られていません。
慢性腰痛も種類があります。その種類は膨大な量になりますが代表的なものをかいつまんで紹介し、その対処法等をお話ししていきますね。

慢性腰痛の種類は、

  1. 骨盤が原因の慢性腰痛
  2. 椎間板ヘルニアから来る慢性腰痛
  3. 股関節からくる慢性腰痛
  4. 感情が原因の慢性腰痛
  5. 内臓疲労による慢性腰痛
  6. 筋膜や筋肉の捻れなどが原因の慢性腰痛

など
ざっと簡単に挙げましたが代表的なものです。そしてこれらは複合する場合があります。
例えば①、②、④が混ざり合っている慢性腰痛。これは骨盤を矯正しても改善しません。椎間板をキレイにしないといけないですし、感情面の心理学上のケアも必要になってきます。
これらを見分けて施術に当らないと改善の兆しは見えません。

また、先ほどもお話ししましたが、腰痛をお持ちの方の約6割が椎間板ヘルニアと言われています。つまり、2人に1人以上はヘルニアを患っている可能性があります。
神奈川カイロプラクティック整体院がヘルニア専門なのはこの為です。

 

①骨盤が原因の慢性腰痛

骨盤が原因の慢性腰痛は主には仙腸関節と呼ばれる骨盤と骨盤をつないでいる関節に不具合がある場合が多く、別名仙腸関節炎と呼ばれる事もあります。
骨盤が原因の慢性腰痛は人によってはお尻の部分に痛みを感じたり、ちょうど腰の部分に痛みを感じたりする方がいます。

骨盤が原因の慢性腰痛は放っておくと、悪化することが多く、特に腰椎に負担がかかってきます。
骨盤が傾いた状態は家の土台が傾く事と同じです。土台が傾いていると上でバランスをとらないと自由に動けません。上でバランスを取るためには背骨が傾いたりしてバランスを取る他ありません。
すると、ふっとしたことで腰椎に大きい負担がかかり椎間板ヘルニアになってしまったりする訳です。あまり放置しない方が良いです。

何故そうなるのか?

「骨盤が何故歪んでしまうのか?」骨盤は生活習慣で歪んできます。
例えば足を組んだり長時間同じ姿勢をキープしたり、片方に鞄を持ってみたり、筋肉の使い方が良くなかったりetc原因は様々あります。
しかし、自分には思い当たる節が無い…という方もいらっしゃいますが、身体の使い方を本当に正しく使えている人は世界にも一握りの人しかいません。

使えている人は例えば赤ちゃん。身体が未発達が故に身体の動かし方は本能です。インナーマッスルを上手に使い、身体を動かしています。芸術レベルで上手です。大人になればなるほど大きい筋肉に頼ってしまい本来の動かし方からズレてきてしまいます。

突然ですが、大腰筋の右側だけに力を入れてください。と言われてすぐに出来る人は一握りの人になるかも知れません。それほど身体の意識が出来ているなら先ず身体が痛む前に何とか出来ているはずです。

かく言う私も正しく身体を動かすのは無意識では無理です。かなり意識して1つの部位だけならギリギリ出来るかどうかです。なので私も身体は歪みます。

さらに言うなら地球が自転しているからとも言えます。実際計算してみると、日本付近の自転スピードは秒速200m程のスピードです。ここで物理的に力の分解をすれば細かい数字は出てきますが控えさせていただきますが、相応の力はかかっています。
では、「地球上に住んでるからって理由で歪みたくない」と思ったら北極点や南極点に引っ越す必要が出てきます。現実的ではないですが。

ビフォアフター

対策

骨盤は気づかないところで歪んだりします。痛みは体が「これ以上歪んだらマズイ」という程に歪んだら感じるようになります。いわゆる身体からの警告です。

一般的に骨盤の傾きを個人で、しかも素人が判定するには難しいものがあります。
餅は餅屋です。なのでプロに任せた方が良いです。
因みに、「こっちの足が短いですね!」と整体やカイロなどで言われた方は多いと思いますが、身体は左右対称ではありません。先天的に右足が短い方が多いですが、あまり気にしなくて良いです。施術においての目安程度です。何なら片足少し引っ張ったら誰でも同じくらいの長さにできます。惑わされないでください。

骨盤の傾きを元に戻すのは難しくありません。
神奈川カイロプラクティック整体院では弱い力で矯正をしていきます。
勿論ボキボキもないですし、痛みも伴いません。マッサージされているような気持ち良い矯正を行なっていきます。
受けてみるとびっくりすると思いますが「え?これで矯正できるの?」と疑問に思うと思います。しかし、実際ビフォーアフターを写真で見ると全然姿勢が変わっているのがわかると思います。

矯正するのに必要なのは防御反応を出させない弱い力と矯正の角度とポイント(触る箇所)です。これが分かっていないと強い力で無理やり矯正したりする必要が出てきます。

しっかり矯正して綺麗な骨盤だと足が前に出やすくなったり、慢性腰痛は勿論姿勢も綺麗になります。
綺麗になった状態の癖がついてくると比較的長い期間(人によって変わります)状態をキープすることができるようになります。
改善するまでの期間は人により異なりますが、2、3回で終わる方もいればもっとかかる方もいます。ただ、言えるのは比較的早めに処置すると早く改善しやすいです。

 

②椎間板ヘルニアからくる慢性腰痛

先にも書きましたが、慢性腰痛になっている方の6割は椎間板ヘルニアの状態になっています。椎間板ヘルニアだから痛みが出ている場合もありますし、そうでない事もあります。
椎間板ヘルニアの状態を長期渡って放置していると慢性腰痛から発展して坐骨神経痛が出たり寝返りができないほどの激痛になったりします。(私が経験したので間違いないです)
勿論ならない人もいますが椎間板ヘルニアをもってない人からするとより高い確率で発症します。

対策

この慢性腰痛の場合は椎間板ヘルニアを改善させる必要があります。
腰椎の傾きを改善し、骨盤を整え、更に腰椎と腰椎の間を広げて椎間板を凹ましたりする必要があります。
そして状態をキープするために、自己回復力を意図的に高めなければ改善の道はありません。「矯正しても元に戻ってしまう」を繰り返していては意味がないからです。

更に、神奈川カイロプラクティック整体院では一人ひとりにセルフケアを伝えます。
しかも、そのセルフケアはその人にしか効果のないものをお伝えしています。
理由は一人ひとり骨格や歪み、癖のつきかたが違うからです。一人ひとり違う骨格や歪み、癖を持っているのに皆同じセルフケアという方がオカシイと思いませんか?

神奈川カイロプラクティック整体院は一人ひとりが最も早く改善するために全力を尽くします。

 

③股関節からくる慢性腰痛

股関節がズレていると大腰筋や腸骨筋などが引っ張られて慢性腰痛になることがあります。この場合、骨盤を矯正しても状態が改善しないことが多く、状態によっては坐骨神経痛が潜在的に発症していることがあります。

実際、神奈川カイロプラクティック整体院に来られている方で、整形や整体、カイロなど腰痛を専門とされている所など何件も行っても改善されずに来られた方で、股関節の位置を調整したら1回で痛みが改善されたという事は過去何度もあります。(全ての方が1回で改善される訳ではありません。効果には個人差があります)

整体やカイロの先生は比較的股関節の位置の調整を見落として「骨盤!骨盤!」と必死になって見落とす事が多々あります。業界的に「全ての原因は骨盤にある」と教わる事が多いからです。

話がズレてすみません。
大腰筋や腸骨筋は比較的疲労が溜まりやすい筋肉です。
身体の中心を支えている筋肉が疲労してしまうと椎間板や関節に負担がかかります。
そうなると坐骨神経痛も潜在的ではなく痛みを感じられるようになってしまいます。また、股関節痛を伴ったりする場合もあります。

対策

股関節の位置の調整はしっかり行うとO脚なども改善されることが多いです。その代わり大きい関節、大きい筋肉がついている為、元々の癖がついていて戻りやすいという特徴もあります。
しかし、ある程度ご自身で改善を早めることも可能です。
癖は比較的わかりやすく出るので、その癖を気づいた時にしっかりと意識してあげるとじわじわ改善していきます。

ただ、この癖の修正はキチンとした方法を以って行う必要があるので自己判断は避けた方が無難です。

また、股関節だけなら良いですが、多くの方は腰椎の上部も一緒にズレていることが多いです。理由は大腰筋などの筋肉が腰椎を起点として始まっているからです(起始(きし)と言います)。筋肉の終わりの部分(停止と言います)が引っ張られて力に負けて、もしくは対抗してズレてしまう訳です。
この腰椎の矯正はご自身での矯正は難しいのでキチンと矯正できる場所へ行くことをお勧めします。(神奈川カイロプラクティック整体院は勿論矯正できます)

今までのお話で迷われたら神奈川カイロプラクティック整体院へ来てみてください。
きっと解決が出来ると思います。